コスパ最強!Tamron 70-180f2.8(A056)について
みなさ~~ん!!つい最近タムロン70-180(A056)が発売されました!
Sonyのαシリーズは望遠レンズの種類が少なく、しかも値段の高いレンズばかり......。SigmaのMC-11を付けたらAFがそんなに良くないし......。そんな悩みを解決してくれるレンズ"Tamron 70-180"が発売されました!今回はこの神レンズを紹介していきたいと思います。
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目次
1.Tamron 70-180について
Tamron70-180はSonyのFEマウント専用に設計されたレンズ。これまでTamronはSonyのFEマウント用に様々なレンズを作ってきましたが、α専用の望遠ズームを作るのは今回が初めてになります。SigmaがEマウント用の望遠レンズを出していないのでサードパーティーで初の望遠レンズ作成となります。
Tmaron70-180は光学性能、重量、AF性能のすべてにこだわりが感じられます。まずは光学性能から、見ていきましょう。
レンズ構成は14群19枚。XLD(eXtra Low Dispersion)レンズやLD(Low Dispersion:異常低分散)レンズ、GM(ガラスモールド非球面)レンズ、複合非球面レンズなどの特殊硝材を贅沢に配置することで画面中心から隅々に至るまで、非常に高い解像力を達成。色収差を抑制した写りを実現しました。また、ゴーストやフレアの発生を抑え、逆光条件でも被写体のディテールを緻密に描き出すためBBAR-G2 (Broad-Band Anti-Reflection Generation 2)コーティングを採用(タムロン公式サイトより)
タムロンの公式サイトにはこのような記述がありました。まず驚くべきはこの豪華なレンズの使いよう!様々なレンズを組み合わせることで最高の画質を提供してくれます。収差やボケがきれいなのはこの構成が素晴らしいからでしょう。さらにはTamronの強みである逆光耐性の強さも魅力です。私が使っていたTamronのレンズでもコーティングがすごくてフレア、ゴーストがほとんど出ないものでしたが、今回のこのレンズに関してもBroad-Band Anti-Reflectionの2世代目が使われており非常に逆光に強いレンズとなります。私個人としては、Tamronのレンズの逆光耐性の強さにはかなり驚かされています。
次に重量についてみていきましょう。TamronのEマウント用レンズの魅力として小型で軽量であることが挙げられます。Sigmaの画質重視で大きなレンズとは対照的です。しかしだからと言ってTamronの画質が悪いかというとぜんぜんそんなことありません。普通に文句なしで素晴らしい。そしてこの魅力は今回の70‐180でも存分に発揮されております。このレンズなんとフィルター径φ67mm、最大径φ81mm、長さ149mm(70mm時)、重量810gというあり得ない小型軽量なんです。Sonyのカメラが小型なので重くて大きいレンズを使うと必要以上に疲れが出てしまうものですが、このレンズはそんなことありません。カメラとレンズがちょうどよいバランスでつかれを感じにくい。これってカメラを使う上でかなり重要なことではないでしょうか。さらに素晴らしいのはフィルター径が67mmであること。撮影によってはフィルターを必要としますが、この口径ならばお安く買うことができます。さらにはほかのTamronのEマウント用レンズもすべてレンズ径が67mmで統一されています。なのでフィルターを買ってほかのレンズと共同で使うことができるんです!持ち物を減らせたり費用が少なくなったりいいことずくしですね。
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最後はAF性能です。いままでSonyαの望遠レンズはMC-11経由でしか使っていませんでしたがAFは決して良いといえるものではありませんでした。これはある意味仕方がないものかと思っていました。なぜなら、カメラ本体とレンズを作る会社が違うのですから。しかし今回のこのレンズに関してはまるで様相が違います。このレンズAFがマジで速いんです。AF-Cの食いつき方もまるで違います。純正レンズかなと思うぐらいに早いです。なぜこんなに良いのかというとタムロン初のリニアモーターフォーカス機構「VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)」が採用されているから。正直私は機械的なことはわかりませんが新たな技術を存分に使われているレンズであることは間違いありません。ほんとすごい力を入れてきているなという印象です。
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2.まだまだあるよいいところ!
これだけ素晴らしいレンズなのにまだまだ良いところたくさんあります。まず、なんといっても価格が素晴らしい。F2.8 の通しのレンズなのに20万円しないんです。何なら15万円もしません。2020年5月の段階で約12万円で販売されています。正直ここまでの性能がありこの価格はあり得ないんじゃないかとすら思ってしまいます。さらに良いところてして異常なまでによれることです。AF使用時で0.85mで180mmでも変わらない。かなりよれるのでポートレートや花などの撮影に使えること間違いなし!そのうえこのレンズマニュアルフォーカス時には0.27mまで寄れる!ハーフマクロとして使えます。もはや万能すぎてこれ買えば十徳ナイフぐらいの便利さを体感できるのではないでしょうか。
3.ちょっと残念かもなところもやっぱりある。
このレンズのちょっと残念なところもあります。まず一つ目が手振れ補正がついていないこと。ふつう望遠レンズには手振れ補正がついています。しかしこのレンズにはついていません。その理由としては、Sonyαシリーズのカメラのほとんどにボディ内手振れ補正がついているから。ボディで手振れ補正をしてくれるからレンズにはつけていない、そうすることで小型軽量化や低価格に大きく貢献しています。なお初代α7シリーズにはボディ内に手振れ補正がないので要注意です。
2つ目に望遠端が200mmではないこと。ここに関しては人によって感じ方が違うと思います。私自身はポートレートに使うので寄ることができそれほど気にしていませんが、どうしても遠くから撮影しなければならないときは、あと20mmあればなぁと思うこともあるかもしれません。
あとはスイッチがないこと。これ地味に不便です。本体から設定を変えることができるますが感覚的に操作できないのは今までの望遠とは違うのでかなり戸惑います。
4.まとめ
このレンズは小さな残念ポイントもありますが、それを大きく上回るメリットがある最高のレンズです。コスパ最強!間違いなく買うことをお勧めします!!
それでは!
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