Tamron 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2（Model A063）が発売されるそうです。
こんばんは。
今回はカメラのレンズを紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは「Tamron 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2（Model A063）」になります。このレンズはこのブログでも紹介した「Tamron 28-75 F/2.8 Di III VXD G2（Model A036）」の後継機となります。
Tamron (タムロン) 28-75mm F/2.8 Sony (ソニー) のミラーレスフルサイズEマウント用
まずはこのレンズの特徴を見ていきましょう。このレンズは、全モデルであ「Tamron 28-75 F/2.8 Di III VXD G2（Model A036）」のサイズ感や特徴を受け継ぎながらさらなる進化を遂げたレンズとなっています。
公式サイトには
その進化のポイントの一つはより高精細でクリアな画質。初代のModel A036のサイズ感を維持しながらも、光学系を刷新。ズーム全域で画面の隅々までシャープな描写性能と大口径ならではの美しくやわらかなボケ味を存分に楽しむことができます。AF駆動には高速、高精度AFを可能とするリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)を搭載しました。近接撮影能力も進化しており、広角端28mmで最短撮影距離0.18m、最大撮影倍率1:2.7を実現。また、ご自身で簡単にカスタマイズやファームウェアのアップデートができる新機能を搭載しました。（タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063) 製品情報 | Eマウント | 標準ズーム レンズ - TAMRON）
と記載されています。
やはり進化の中で個人的に注目したい点が画質の向上です。前モデルは私も所有しており、画質も一定の満足水準に達していたのですが、やはり単焦点やシグマのアートシリーズと比べると若干画質が劣ると思っていました。ズームレンズなので妥協をしていたところですが、今回進化したModel A063は単焦点に迫る描写をするのではないかと期待しています。その根拠として公式サイトに記載されているMTF曲線です。
上が新型（A063）、下が（A036）のMTFとなります。比較しただけでもその画質の向上が伺えます。周辺部もかなりの画質の改善がされていることがわかり、なおかつ全体的に大きく画質が向上しています。さらに、画質に大きく影響する逆行耐性についても、BBAR-G2コーティングが施されています。
BBAR-G2コーティングについては、以下のように公式サイトで紹介されています。
タムロンが力を入れて取り組んできたゴーストやフレアの発生を抑制するコーティング技術は、ついに次世代レベルへと到達。従来のレンズで使用していたBBAR (Broad-Band Anti-Reflection)コーティングは、その性能を大幅に上回るBBAR-G2コーティングへと進化しました。このコーティングは、ゴーストやフレアの発生を今まで以上に極限まで抑え、逆光条件でも被写体のディテールを緻密に描き出すことができます。この新たな技術が、圧倒的なヌケ感とクリアな表現を実現します。
もとから、逆行耐性が素晴らしかったのですが、さらによくなっているみたいですので、本当に期待大です。
ちなみに、全モデルで私が少し不満だったのが、光条（光芒）の出にくさ。F22まで絞ればそれなりに長くなるのですが、F11ぐらいだと全然線が伸びませんでした。作例で光条が出ているものがないので、不明ですが進化していたらいいなーっておもってます。
最後に気になるお値段。
希望小売価格 123,200円(税込)
とのこと。実際は10万円切るぐらいになるのかなって思ってます。MTFや機能を見ているとほんとにコスパいいと思います。ソニー純正の1/2ぐらいの値段ですし、写りは素晴らしいので、ぜひぜひ購入してみましょう。
